日本三大砂丘のひとつ、吹上浜砂丘の南端にある県立吹上浜海浜公園。 一年を通じて季節の花が咲き誇り、鮮やかな芝生が広がる公園。
お祭り広場、大芝生広場、音楽の池、レンタサイクルを利用して回れるサイクリングロードの他、大自然を満喫しながら利用出来るキャンプ
       場や、整備されたサッカー場が有ります。
(海浜公園お祭り広場・海浜公園運動広場・海浜公園ログハウス) 
 (サイクリングセンターの案内看板と松林を抜けるサイクリングロード)
尚、敷地内には、サンセットブリッジ、県立南薩少年自然の家、
世界で1700羽しか確認されていない珍しい渡り鳥・クロツラヘラサギの飛来地があります。
サンセットブリッジから眺める東シナ海に沈む夕日は、名前の由来通り、格別の感が有ります。
 (左端は、高校生の全国大会等が行われる、海浜公園サッカー場)
日本三大砂丘のひとつ吹上浜は、約47Kmに及ぶ白砂青松の海岸線が続く、風光明媚な砂丘地帯です。 貝掘りや地引網を楽しむ人々や、
夕陽の美しさで親しまれています。
また県下でも、有数のウミガメの産卵地であり、(産卵は5月中旬~7月中旬まで見られます。)絶滅の危機にあると云われるウミガメや、
世界で1700羽しか確認されていない珍しい渡り鳥・クロツラヘラサギが飛来する等、大自然がここには残っています。
     万之瀬川河口に飛来したクロツラヘラサギの群れ
ウミガメ保護監視員の指導のもと行われる、朝のウミガメ観察会の模様
  近くの河原にコウノトリが飛来! 兵庫県豊岡市から飛来した個体との事で、たまたま居合わせた知人が望遠レンズでパチリ。
            雄大な吹上浜海岸・砂丘と、潮の惹いた海岸線
陸軍最後の特攻基地となった万世飛行場跡地に建てられ、隊員たちの遺品等を通して、平和への願いを訴えています。
萬世(ばんせい)酒造は、明治32年創業。 地元に根ざして、皆様に喜ばれる焼酎を、一世紀以上の永きに亘って、造り続けております。
永遠に飲み継がれるこだわりの本格焼酎造り。 銘柄に「萬世」をはじめ、「蔵多山」、「加世田郷」等が有ります。
是非、お土産に本場の焼酎をご用命ください。 工場見学も受付ています。
国道226号線沿いにクジラのモニュメントが現れたら、その隣が大浦特産品直売所ふるさと館。 地元で生産される新鮮な朝採れ野菜が農家から
毎朝届けられます。
 隣接する加工センターで作られる、蒸しパン風の郷土おやつ、ふくれ菓子『福麗女房』(ふくれかか)が大人気です。
 
2002年の1月に、大浦町の海岸にマッコウクジラ14頭が座礁。
座礁から10年が過ぎたのを受けて記録を継承し、国道226号沿いの南さつま海道八景の観光資源を掘り起こすことを狙いに、
クジラの骨格標本を展示する施設「くじらの眠る丘」が、2013年3月にオープンしました。
 
骨格標本(全長11.6m、手羽幅3m、高さ1.8m、総重量1トン)は、迫力があり一見の価値があります。
 是非、ふるさと館への休憩を兼ねてお立ち寄りください。
 
尚、近くには大浦干拓と野間岳を一望出来る越路浜、並びに直線道路の中程を過ぎて右側へ道なりにカーブする地点に、南薩三山のひとつ野間岳の
ビューポイントが有り、笠沙路の道標が置かれています。 お急ぎでない方は、通行車両の邪魔にならない所に駐車して写真撮影するのも一考でしょう。
   ※南薩三山とは、開聞岳・金峰山・野間岳のことを云います。
ふるさと館を後に、越路浜を過ぎると、大浦川の対岸に広大な干拓地が広がっています。
昭和17年から昭和40年まで23年を要し、336.3haに及ぶ広大な農地を開拓。
現在は、大浦・笠沙コシヒカリの一大産地となっています。