県内でも有数の泉質を誇る吹上温泉は、伊作温泉として南薩地方の人々に親しまれて来た単純硫黄温泉です。 その昔、戦国時代の勇将、島津義久公が入浴した温泉として知られており、西郷隆盛もここに40日程湯治したそうです。
 

小高い山々に抱かれた静かな温泉郷として、地元の人々の疲れを癒し、健康を育んでいます。

 
温泉街の中心部にある吹上温泉広場案内図には、吹上温泉の始まりが、以下の様に掲載されています。
 
むかし、湯之浦のある農家で飼われていた利口な馬が怪我をした。 馬は主人が目を離したすきに、毎日小屋を抜け出し、山奥に湧き出る温かい泉につかっていた。
主人は不思議に思いながらも馬をそこへ毎日連れて行くようにしたところ、脚の怪我は見る見る良くなった。
そこから、このお湯が傷や病気に効くという事で、うわさを聞き付けた人々が訪れるようになり、後には浴場が出来た。 と‥
 
おとぎ話しの様な云い伝えですが、温泉街の入口には、更に上図の様な案内も立っています。
 

「日本一の泉質 あいがとしゃげもした吹上温泉」 「大らかな西郷さんの湯治姿」
 
吹上温泉は、疲れを癒しリフレッシュの時を得る場所です。 是非とも、湯治の里へお越しください。
当温泉の特徴: 天候により湯の色がさまざまに変化します。 心地よい硫黄分が身体の疲れをほぐし、明日への活力を与えてくれる温泉です。
 
それぞれの温泉の詳細は、画像クリックによりご覧頂けます。 尚、吹上温泉には上記以外に「日置市営公衆浴場」が有ります。

まわりの山々の情景を映すみどり池。 そのほとりに点在する離れ形式の純和風の宿と、四季折々の花の咲く豊かな自然が、訪れた方々の目を楽しめます。
 
春は桜、樹齢100年余りのフジ棚、初夏の新緑、秋の紅葉、そして冬景色の鮮やかさに惹かれて、斎藤茂吉や吉田絃二郎と云った大正・昭和を代表する文人・歌人も訪れた宿です。
 
県内随一の泉質を誇る温泉は、源泉かけ流しで、大浴場、露天風呂とも、四季の風情を楽しめます。 また料理も四季の食材を盛り込んだ和風会席となっています。

アルカリ性硫黄泉の豊富な湯量で、天候により湯の色が変化する見た目にも楽しめる温泉です。 ゆったりとした大浴場は、遠赤外線サウナも完備しています。 また、ヒノキ造り家族湯では、ゆったりと大きめの浴槽でおくつろぎ頂けます。
 
全室和室の落ち着いた雰囲気の中、ご休憩・ご宿泊にご利用ください。 吹上浜で獲れる新鮮な海の幸を中心とした料理が好評です。 マイクロバスの無料送迎も有ります。
 
湯の浦カントリー倶楽部に隣接した当館では、格安のゴルフパックプランもご用意しております。

ご宿泊は1日3組限定で、それぞれに「おくつろぎ」「お食事」「お布団」の3部屋を提供し、お客様だけの空間に浸ることが出来ます。 温泉は、加水・加温をしない源泉かけ流し天然温泉で、創業100年以上の老舗純和風温泉旅館です。
 
温泉は、その昔、島津忠良(日新公)の所有殿湯で、泉質の良さを知った西郷隆盛も数回訪れており、石風呂の場所を改装した「西郷どんの湯」は宿泊者専用の風呂としてご利用頂いております。
平成23年12月に全面改装した一戸建て離れは、日新公が復興に作らせた伊作和紙を照明やタベストリなどに活用。 部屋には内湯・ウォシュレットトイレ・露天風呂(日新公の湯)を新設しました。(一戸建て離れは1組限定の貸切棟になります。)
 
また、立ち寄り湯(公衆浴場)・自炊・休憩・宴会・昼食もご利用出来ます。
吹上の自然の中に佇む安らぎの温泉。 浴槽は、硫黄臭がほのかに漂う白濁とした湯で満たされていて、露天風呂からは四季折々の木々を眺められ、温泉の風情も兼ね備えています。
下記は、屋台の雰囲気、館内模様、宿泊頂いた文人の歌碑を掲載しています。
白壁の風情ある外観が目印のもみじ温泉は、筋肉痛や腰痛などに良く効くと評判の良質な温泉です。 浴槽はこじんまりとしていますが、程良い深さと大きさが身体にじっくりと馴染みます。
ほんのりと漂う硫黄の香りも、天然湯ならではの心地良さ。 お湯はやや熱めで、慣れてくると、その熱さがたまりません。
ゆっくりとしたい方には、お得な「一日湯」や「家族湯」も有ります。
※吹上温泉ご案内に当たりましては、日置市公式ホームページの観光ガイド『温泉・宿泊マップ』を参照させて頂きました。