



薩摩半島の南西端、笠沙半島先にあり、美しい海と自然あふれる大地を舞台に、笠沙恵比寿は多目的体験型施設として、いろいろな自然体験を実感出来
ます。 館内は半島の自然と漁業の伝統が学べる「海と魚のギャラリー」、笠沙出身のヨットマン達の冒険航海の記録などを集めた「ヨットのメモリアル
ホール」があります。
また、「ネイチャーギャラリー」では、半島周辺のクジラやイルカの生態を映像で紹介、ワークショップ「海の工房」では、造船作業や各種のアート制作
が体験出来ます。



学び・遊ぶ・食べる・泊まる、笠沙恵比寿は、たっぷりと時間をかけて、のんびり楽しめる滞在型体験施設です。



野間岬沖は、知る人ぞ知る、クジラとイルカが間近で見える九州で唯一のウォッチングポイント! 人なっこいイルカ達の天然のイルカショーに加え、体長14~15mのクジラ達に出逢う。 この素晴らしい感動は、体験した人達にしか分かりません!(残念ながら、クジラとイルカウォッチングは、現在運休中です。)
また右端の絵は、笠沙恵比寿沖の米島(コメジマ)に沈む夕日です。 南さつまの西岸、東シナ海に沈む夕日は、どこでも綺麗ですが、笠沙恵比寿にお越しの機会に、是非ご覧頂きたい光景でもあります。
(注)笠沙恵比寿は、2020年3月を持ちまして休館となりました。 再起を期して、掲載させて頂きました。











焼酎づくりの技術集団として知られる黒瀬杜氏。 この黒瀬杜氏の伝統技術を文化的遺産として、現代に保存・継承していくために「杜氏の里 笠沙」は設立されました。
全国の焼酎や、さまざまな酒器などが展示され、手造り焼酎の工場見学、パネルや映像により、杜氏の歴史や仕事を学ぶことが出来ます。
尚、ここで造られる人気の焼酎「一どん」〔俗に幻の焼酎「一どん」と呼ばれていますが〕は、ここでのみの販売となっています。 お越しの際に、お買い求め頂くか、ハガキで応募して当選者のみが購入できるという、レアな販売形態となっていますが、生産量が少ないためですので、予めご了承ください。
上図中央の画像は、シルクロード経由で、焼酎が伝搬して来た経路の案内図です。 下図右端の画像は、蒸留器としては珍しい木樽蒸留器を使用しております。







薩摩半島の最西南端の町、笠沙町。 紺碧の海と美しいリアス式海岸は、格好の釣り場になっていて太公望には名の通った所です。 加世田から海岸に沿って国道226号を南下し、笠沙町に入ると人家のまばらな海岸線が続きます。 すると、なだらかなカーブを登り切った眼前に突然、100戸を超える民家が段々状の配置で密集している一集落が目にいります。 笠沙町大当(おうとう)地区です。
集落の入口に『百万個の自然石積 石垣群の里 大当』と有ります。 山が海岸線まで迫って平地が少ない地形のため、人々は山裾(やますそ)の傾斜地に百万個と云われる自然の丸石を野面(のづら)積みして、宅地を確保し集落を形成しました。 延べ1,250mの小路の両側も、敷地の境界も石垣です。 集落がまるごと石垣の家並みは、独特の景観を呈しています。









